壮行試合アルゼンチン戦直前の監督・選手コメント

●壮行試合前日・監督記者会見の内容

サッポ：アルゼンチンは世界の強豪のひとつなので、アジア選手権に向けての素晴らしい準備ができる試合。

記者：アルゼンチンには３年前の壮行試合では勝利しているが、今回はどのように戦いますか？
サッポ：アジア選手権を目指しているので、それに向けての強化試合と考えてます。合宿で行ってきた攻撃のパターン、ディフェンスを明日の試合でテスト・チェックできれば。アルゼンチンはヨーロッパ組は参加しておらず、経験豊富な選手と若手を融合したチームに生まれ変わっている。アルゼンチンはしばらくこのメンバーで戦ってきているし、パンアメリカの大会に向けてのテストメンバーが召集されている。

記者：海外組３人と国内組とのフィットはいかがでしょう？
サッポ：非常にいい形で連携が取れている。以前から同じ練習をしているので、ブランクがあるといえど、把握してくれている。アルゼンチン戦で課題を見たうえで、本大会まで時間があるので、その期間にしっかりと修正していきたい。

記者：新しく招待された選手(山蔦、岸本)の感触を教えてください。
サッポ：すごくいい形で馴染んでいる。二人とも集中してひとつひとつの練習に取り組んでいて、いい練習ができている。

記者：今大会のチームキャプテンは決まっているのでしょうか？
サッポ：藤井健太です。去年のアジア選手権を終了してから彼がキャプテンで、それを継続しています。

記者：アジア選手権の登録は14名で、今回からひとり外れるということでしょうか？
サッポ：そのとおりです。ただしまだ決めてません。今回の壮行試合を見て決めたいと思います。ゴレイロを２人にするのか？フィールドをひとり減らすのか？そこから考えたい。いずれにしてもここまで一緒にやってきたメンバーなので、どんな形であれ、チームに帯同してもらいたいと考えている。

記者：稲葉、前田、豊島の３人がメンバーから外れた理由を教えてください。
サッポ：理由は簡単です。現時点で好調でないということ。遠征のパフォーマンスを見て、本調子でないという判断です。

●選手コメント

山蔦選手「調子は良くもなく悪くもなくいつもどおり。まだ完全にやっていることを消化し切れていないかな。チームでやっていたゾーンと違う部分があるので、頭でわかっていても体が動いてしまう部分もある。もっと色々コミュニケーションをとったり、やれることはあると思う。与えられた時間で、勝利に貢献できるように頑張りたい。日本としてもすごい大事な試合。地元なので是非いろんな人に応援に来てもらって、ホームの雰囲気をつくってもらいたいです」

岸本選手「合宿始まって、セカンドセットや本来の自分のポジション(アラ)でやらせてもらって満足感がある。ただ初めて参加して細かい戦術とかサインプレーの部分でもっとコミュニケーションをとらないと、いざ試合で、自分の判断で、となるとピンチになることもある。チャンスがあればいいパフォーマンスを見せて頑張りたい。アルゼンチンは今までやってきたレベルと全然違うと思うので、楽しみ。チャレンジをしてどういう部分が通じるか試したい。大阪は地元だし、シュライカーのホームなのでそこで代表の選手として戦えるのは嬉しい。Fリーグが始まった時にも見に来てもらえるように、出た時には思い切ってプレーして、いいところを見せたいです」

鈴村選手「最初は疲れもあったけど、自分だけでなく、チーム全体がフィットしている。すべては優勝するためにやっているので、それ以外にない。そのチームの目標のために自分のプレーをしっかりやるだけ」

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壮行試合 アルゼンチン戦直前の監督・選手コメント

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