スプリーム３―３リンドバロッサ/関西リーグ速報

本日、６/24(日)、東淀川体育館で行われている、関西フットサルリーグの第２試合目は、スプリームとリンドバロッサが引き分けに終わった。

前半はスプリームが経験の差を見せつけ、後半はリンドバロッサが持ち味を発揮した。

立ち上がりから動きの重いリンドバロッサは、スプリームの寄せのスピードにすら対応できず、パスを出せずに詰められてしまう場面も。

動きの悪いリンドバロッサに対してスプリームは２分、中央やや左よりの?合田から、さらにその外、左サイドをオーバーラップして上がる?原に送ると、?原は角度のやや苦しいところから、ファーサイドにきっちり流し込み、先制。

さらに６分には右サイドからのキックインを、?井出がゴール前に送ったボールを?原がゴレイロの手前で触れてゴールに流し込み、２?０。ゴール前へパスされたボールは決してスピードがなかったことを考えると、リンドバロッサは、セットプレー時のポジショニング、マーク、何より集中を切らしてはいけないことを確認する必要がありそう。

対するリンドバロッサは11分、ゴールに向かって投げられたゴールスローを、21番がヘディングで触れて、１点を返す。

しかし12分、またも右サイドからのキックイン。スプリームが後方の?合田に戻して合田が左サイドに振ると、またも?原がフリーであわせて、３?１。原は３連続ゴールで早くもハットトリック。リンドバロッサは２点目と同じような失点。２点目の失点の際にもう少しそれぞれがセットプレーに対する意識(注意)を高めていれば防げた失点ではなかったか。

前半は３?１。スプリームがリードして折り返す。

しかし後半は個人技、特にドリブル突破の勝負を再三仕掛けるリンドバロッサの動きに、スプリームがつききれなくなる。

30分、リンドバロッサ?重久が右サイドから決めて、２?３と詰め寄ると、19分、厳しくチェックに行ったスプリームが６つ目のファウルを取られ、第２PKに。これをファイルフォックスから移籍してきた24番・脇がきっちり決めて、３?３。ついに試合は振り出しに戻る。

リンドバロッサはこの後、２つの第２PKを得たが、１本は脇が外し、もう１本の?田中(元ロンドリーナ)のシュートはスプリームゴレイロの?伊藤が死守。

試合はそのまま両者引き分けに終わった。

前半こそ心もとない立ち上がりと、関西リーグのペース、寄せのスピードに対応し切れない感のあったリンドバロッサも、後半、徐々に自分たちの持ち味を発揮。個々のスキルは高そうなだけに、関西リーグの戦いに慣れてくれば、上位陣を破るアップセットも見せてくれそうだ。今後に期待したい。