神戸密着取材１「原田浩平、須藤慎一」

原田浩平、須藤慎一

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
―Ｆリーグ開幕の年にＦリーガーとして、今年を終えました。率直な感想は？？

原田「充実していた。得点も決めれて、チームも３位に入れた。下馬評を覆すこともできた」

―毎週末試合があり、コンディションを維持するのは大変ではなかったですか？？
原田「そんなに（体力的には）厳しくなかった。キツかった？？」
須藤「いや、体力的には大丈夫だったけど、移動が大変だった」
原田「移動だけです (笑) 」

―何処の移動が一番大変でしたか？？
原田「特に大分が」
須藤「全部しんどかった。最初の東京が一番しんどかった。バス移動で足が痺れていたから」
原田「セントラルでの、２試合連続は厳しかった。多分、しんどくはないが動けてないです。(２３日の)大分戦とか。須藤はブルノとケンカするし。(須藤が)ケンカしてなかったですか？？試合の後」」

―実際Ｆで戦って感じたことはありますか？？
原田「開幕は緊張しましたね。緊張していて、何をやっているか分からなかった。試合が終わって、あぁ、終ったんだという感じだった。でも、もう緊張しなくなった。良い緊張はありますけど」
―須藤さんは？？
須藤「今でも少し緊張しますよ。一巡目は全部緊張していたけど、二巡目くらいからしなくなった」

―対戦して特に何かを感じたチームはありますか？？
須藤「名古屋はちがうよね」
原田「あそこは10回やって１回勝つくらい」

―ＡＷＡＹも含め、チームとして'０７年で一番評価できると思う試合は？？
原田「(２２日の) 花巻戦ですかね。５?０で勝ったやつ。いつも点を入れられるのに、失点もなかったし、5点差もひらくのは初めてだった。あの試合は、みんな自由に色々なことができた。
ああいった雰囲気でいつもできたら良いと思う」
須藤「僕は(11月23日)町田の試合が一番面白かった。６?５の。プレーをしていて面白かったし、多分、もっと普通に勝てた。５?６になっちゃたけど、気持ちが入っていた。デウソン得意の気持ちが (笑) 」

―チームの中で自分はどういった役目だと感じていますか？？
須藤「だいたい怒られ役 (笑) 」
原田「(須藤は)スポンジ的存在。みんなの怒りを静めるところみたいな。須藤がいなかったら・・・」
須藤「誰かにとばっちりがいくから、俺で良かった」
―辛くないですか？？
須藤「辛くはないですよ」
原田「おいしいと思ってる (笑) 」
須藤「おいしくない！ (笑) 」

―原田さんは？？
原田「試合は得点に絡めたらなと。ディフェンスは皆がしてくれているので。」
―須藤さんから見た原田さんは？？
須藤「点を取るだけじゃないですかね」
―普段は？？
須藤「いじりキャラです」
原田「(僕は)いじられないでしょ！？ (笑) 」

―なぜ神戸でフットサルをしようと思ったのか？？
原田「もともとは、アデッソというチームでよくワンデーとかの試合に出ていたんです。ある施設主催の大会で優勝して、フュンフバインと戦えることになって、その試合で勝ちました。それで、他のチームと合併することになって、それでできたのが、リンドバロッサというチーム。京都府リーグでしていました。その、リンドバロッサの代表者と上永吉ＧＭが知り合いで、試合を見に来ることになった」

須藤「リンドバロッサがマグと練習試合をしたときに、リンドバロッサの調子が良くて、６?0で勝ったんです。その試合を、上永吉ＧＭが観に来ていて、すごいじゃん！ということで、その後も（リンドバロッサの）試合も観に来るようになった。それで、Ｆリーグが始まるからやらないか、と声掛けてもらって(神戸に)きた。」

―現在３位で'07年を折り返しましたが、シーズンが終るときは何位でしょうか？？
須藤「現状維持」
原田「最悪３位で、うまくいけば２位。（浦安は）ＡＷＡＹですからね。名古屋もＡＷＡＹだし。４位にならないよう」
須藤「（まずは１２日の）大阪に負けないようにしよう」
原田「大阪強いと思いますよ」

―Ｆリーガーを目指す子供たちにメッセージを。
原田「サッカーよりもフットサルのほうが合っている子もいると思うから、フットサルにも目を向けて欲しいです。僕は、サッカーよりフットサルの方が合っていると思う。ドリブルも得意だし。」
須藤「フットサルは、サッカーをやる中で、テクニックを磨くために始めるのでもいいから、一度やってみて楽しいと思ったら、どんなかたちでも良いからフットサルをやっていて欲しい。それで、結果的にフットサルがサッカーより好きだと思ったら、続けて上を（Ｆリーグ）目指して欲しいと思います。」

―最後に「デウソン神戸」とは、原田選手、須藤選手にとって一言で表すと？？
原田「自由」
須藤「・・・生活 (笑)。（思い浮かばないので）ちょっと考えます」
―５分後。
須藤「・・・自由！」
原田「ほんまに自由ですよ (笑)。神戸は」

文・福原まりこ

※引き続き、デウソン神戸の選手インタビュー記事を掲載予定です。お楽しみに！(^^)/